読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

あとでやります

おっさんのひとりごです。人生は死ぬまでの暇つぶしだと気づいた。ただ、一さいは過ぎてゆきます。何を言ってるのかわからないと思うけどオレもさっぱりわからない。

名前が思い出せない。

スポンサーリンク

たまたまある経済団体の集まりで高校の同級生に会った。

ある会社の専務になっていた。中小企業だが偉くなっていた。専務だもん。

高校時代は特に仲良かったわけではない。声をかけられたときは一瞬誰だかわからなかった。

中学の時の同級生だったか、高校の時の同級生だったかさえもわからないくらい。だが、その細い目に分厚い眼鏡と八重歯でわかった。

古???あれ?

古川?いや古山?いや古田?あれなんだったけ?古なんだったけ?

仕方なく「おう、フルか?元気か?」と言ってしまった。

高校時代にも一度も彼を「フル」と呼んだことがないのに、何十年ぶりに会ったこの時に俺の親しげな物言いに相手は若干戸惑っていた。

だけど戸惑っていたのはこっちだ。

正確に苗字を思い出せない。もちろん下の名前も全く分からない。久しぶりに会って上の名前があいまいなことを気づかれてはいけない。

相手にしてみれば、「フル」と呼ばれたことが、親しみではなく、苦肉の策だとバレてしまってはさすがに気分が悪いだろう。

頭のいい俺は、今どこで何をしているか聞いた。そうだ、名刺をもらえばいいんだ。古なんだったかがわかる。

もらった名刺が、株式会社○○、専務取締役 広瀬高広

広瀬?

おまえ、いつから広瀬になったんだ?そうか婿養子になったんだな。そして会社の重役ってことか。

結局、古川か古山か古田かわらん。広瀬かよ!広瀬高広。

それも一番上も「広」、一番下も「広」。

オセロゲームなら「広広広広」になって、どんだけ広いんだ!ってことになる。

そういえば、おでこ広くなってる。(人のことは言えん)

 

その後、ある程度共通の友達の近況を聞いたが、お互いほとんどわからない。まあ、この歳になるとそんなもんかな、もともとそれほど親しくもなかったからなおさらだろう。

会が終わり、また今後も会うこともあるかもしれんし、別れ際に、今度、藤原と木村も地元にいるから飲みに行こうということで締めた。まあ、間違いなく改めて飲みに行くことはないだろう。

 

それにしても久しぶりだった。

デシリットルと同じくらい久しぶりだった。